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排水からのエネルギー回収
完全自立循環型排水装置排水からのエネルギー回収技術であるEGSB(Expanded Granular Sludge Bed)処理法を基本システムとし、高効率なメタン発酵で得られる発生メタンガスを用いた発電と排水の余熱回収とを組合せることで、外部エネルギーを全く必要としない「完全自立循環型排水処理システム」となっており、工場からの排水を処理しながら収益を上げることが可能な排水処理装置である。
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省・創エネによる脱炭素化
豊富な実績(納品・行政事業)既存設備の省エネとバイオマス資源を活用した創エネにより工場の脱炭素化に貢献し、CO2排出削減量が2,000t-CO2/年以上の納品実績を持つ。また、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)や産業技術総合研究所などの国立研究開発法人と共同開発事業に取組み、JICA(独立行政法人国際協力機構)事業ではODA(政府開発援助)により海外への貢献を行うなど、国内外で技術展開している。
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排水の再利用
水資源の循環利用排水の再利用技術である膜分離活性汚泥処理法を基本システムとし、微生物と処理水との分離工程を膜ろ過によって行い、高濃度の排水を安定的に処理できる排水処理装置である。維持管理が容易で省スペースでの設置が可能、かつ建設費が低コストであることが主な特徴で排水の再利用も可能となる技術である。その他、汚濁物質の更なる高度化処理による超純水製造処理装置や、地下水の処理装置など水資源の循環利用が可能な技術を持つ。
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工場排水を資源とした新たな産業
工場排水から利益を
排水資源の循環利用
水・エネルギーのSDGs
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ココがスゴイ!
当社は設計・開発を主とするファブレスメーカーであり、部材製造や施工の外部発注により関連企業への波及効果が大きい。また同業他社に技術移転を行うライセンスビジネス体制を取っており、国内外問わず遠方の工場に対しても現地パートナー企業との協力により最適な装置の提供が可能である。装置の導入後も、IoTを用いた遠隔操作による運営管理体制を確立しており離れた工場でもリアルタイムの運転調整が可能である。
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こんな方におすすめ!
食品産業を中心に、飲料・醸造・発酵・乳業・油脂加工・農産物加工・食肉・繊維等の工場が対象となり水質汚濁への対策のみならず、既存の排水設備の運転費用や土地の確保、省エネ・創エネ設備の導入による補助金等の活用を検討する工場にも適する。既存設備を活用しながら増設することが可能なため、工場の新設および生産ラインの増産による設備投資にも適する。